住宅ローン

わたし、住宅ローンいくらまで借りられる!?

自分が住宅ローンいくらまで借りられるか気になったことありませんか?
一般的に、銀行は返済比率(年収に対して年間の返済額がどれぐらいか:返済額÷年収×100)というものを基準に住宅ローンの融資額を決めています。

□大手メガバンクの返済比率(仮)
審査金利:4%
返済比率:35%

□物件と資金計画

物件価格:5000万円
諸費用:400万円
自己資金:400万円
⇒借入額:5000万円

□個人情報

年収:800万円
年齢:35歳
借入年数:35年(※80歳までの借り入れが可能で、最大35年としている銀行が多いです)

それでは、上記を踏まえて、返済比率を計算してみましょう!
借入額5000万円・審査金利4%・借入年数35年(420か月)
⇒月々支払い:221,387円
⇒返済比率=【年間返済額:221,387円×12か月】÷【年収800万円】=33%となり、
銀行の返済比率35%以下となるため、借入の可能性が高いということになります。

※返済比率という言葉は下記2つがあるので、チェックしてみてください。
①上記審査金利を使った銀行基準のもの
②実際の実行金利(変動金利0.6%・固定金利1.5%など)を使ったもの
    ②の補足:借入額5000万円・実行金利0.6%・借入年数35年(420か月)
     ⇒月々支払い:132,014円
     ⇒返済比率=【年間返済額:132,014円×12か月】÷【年収800万円】=19.8%
※返済比率は30%以内が望ましいので、19.8%は許容範囲と言えそうですね!

他に銀行が審査で見ることろは、
・個人信用情報(個信)に問題がないか(*1)
・物件の担保評価(住宅ローンの場合、土地や建物の評価はあまり関係ありません。投資ローンの場合は担保評価が重視される傾向にあります)
がメインです。

*1:クレジットカードや携帯料金の延滞があったりすると、ブラックリストに載る可能性があります。金融機関で情報共有されており、一般的に、延滞金の返済をしてからでも5年間は住宅ローンの借り入れは難しいと言われています。不安な方は一度銀行の事前審査をしてみるか(個信に問題があるか分かります。事前審査のペナルティはありません)・下記CICでの信用情報開示がおすすめです。