仲介手数料が200万円も!?この金額を安くしたい・ゼロ円にしたいと思ったことはありませんか?
この記事を読むと、
・仲介手数料を安くorゼロ円にできる可能性が高まります。
・仲介会社を通して物件を購入するメリット・デメリットも分かります。
【仲介手数料を安くorゼロ円にできる可能性を高めるために】
まずは、不動産売買の「①取引種類」「②客付け(買主側の仲介)or元付・物元(売主側の仲介)」「③取引形態:売主or仲介」「④決算月を狙う」を理解する必要があります。
①取引種類・②客付け(買主側の仲介)or元付・物元(売主側の仲介)
不動産売買は片手取引と両手取引の2種類があります。
・片手取引→不動産会社は買主or売主の一方からしか仲介手数料を貰えない取引
・両手取引→不動産会社は買主and売主の両方から仲介手数料を貰える取引
(例:片手取引)5000万円の土地、仲介(客付け=買主側の仲介)
→不動産仲介が買主から貰う仲介手数料:5000万円×3%+6万円×1.1=171万6千円のみ
(例:両手取引)5000万円の土地、仲介(元付け=売主側の仲介)
→不動産仲介が買主と売主から貰う仲介手数料:5000万円×3%+6万円×1.1×2=343万2千円
つまり、両手取引で仲介手数料を買主だけでなく売主からも貰っている元付会社(売主側の仲介)を狙った方が、仲介手数料の値引きはしやすいということになります。
次に、③取引形態:売主or仲介です。
売主の場合、仲介手数料はかかりません。
リノベ済・リノベ中マンション/新築戸建て/リノベ戸建ては大体売主が多いです。
不動産業者がマンション一室を買い取り、リノベして販売するといった形です。
最後に、④決算月を狙うです。
・3月決算
・4月~6月が第1クオーター
・7月~9月が第2クオーター
・10月~12月が第3クオーター
・1月~3月が第4クオーター
という不動産会社が比較的多いです。
一番の狙い目は、2月に契約・3月までに引き渡しという決算セールを狙うことです。
不動産会社が「利益は既に達成できているけど、売上が足らない」という場合、赤字覚悟の値引きに応じてくれることがあります。これは、特に上場している企業だと、株主対策ということになります。
突然の自分勝手の大幅な値引きは、担当営業マンや会社から嫌われる可能性もあり、相手にされなくなってしまう可能性もあります。「御社は元付かどうか?」と聞くのも営業マンは警戒します。聞き方には注意して、相手への気遣い(この金額引けたら、買います)を見せるようにしましょう!
仲介会社を通して物件を購入するメリット・デメリット】
・デメリット:仲介手数料がかかること
・メリット:希望条件に合う物件を複数探してくれること(逆に売主業者の場合は、自社物件を売ることが仕事のため、基本的には紹介できる物件が少ない傾向にあります)
メリット・デメリットを理解したうえで、自分に合った素敵な物件を見つけましょう!